SNSが続かない!病院・クリニックにおすすめのSNS運用・継続のコツ

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Xのアカウントを作ったけど、全然更新できていない・・・

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開業とともにInstagramやYouTubeのアカウントを立ち上げたけど、まったく更新できていなくて2~3年くらい滞ってる・・・!

このようにSNSは必要だと分かっているからアカウントは作るけど、きっちり運用できておらず、結局このまま何年も更新できていない、数ヶ月に1度時間ができたときに更新する・・・といったアカウントをお持ちの医療機関さんが非常に多く見受けられます。

今回はそんなお困りの医療機関さん向けに、SNS運用・継続のコツをまとめてみましたので、ぜひ参考に取り組んでみてください。

目的をしっかり決める

正直、『なんとなく』アカウントを作っている人が多いんじゃないかなと思います。

  • 他の病院・クリニックが作っているから作った。
  • あったらいいかなと思って作った。

などなど、なんとなくの理由で作ったアカウントは運用を続けていく方が難しいです。

せっかくアカウントを作ったのに、なぁなぁで続けているとせっかくフォローしてくれた患者さんたちが「意味がない」と思ってフォローを解除してしまう可能性もあります。

まずはアカウントを運用する目的をしっかりと決めていきましょう。『何のために運用するのか』、これが結構大事になってきます。
最初に目的を決めておくとブレずに安定して運用ができるようになりますので、継続もしやすくなります。

ターゲットを決める

次にターゲットを決めていきます。

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ターゲットは患者さんでしょ?

と思われる方も多いかもしれませんが、医療機関さんが情報発信するターゲットって結構たくさんいるんです。

  • 再診の患者さん
  • 新患
  • 行政や地域など関係機関
  • 他の医療機関
  • 同じ担当科の医者、看護師
  • 仕事を探しているコメディカル など

こう見ると結構細かくターゲットがいることが分かると思います。

誰に向けて発信するのか、というターゲットの選定は非常に大事になってきますので、改めて絞っていくことが大切です。

例えば[病院・クリニック名のアカウント]であれば、再診の患者さんや新患の方に向けたお知らせなどを発信するアカウントにして、[医者個人のアカウント]であれば、新患の方や関係機関、同じ担当科の医者や看護師向けの情報発信にしてもいいかもしれません。

こう考えると、発信の内容ってちょっと変わってきますよね。再診の患者さん向けのアカウントなのに、一生懸命関係機関向けの情報を流しても興味が無いわけです。

担当者を決める

私も現場で経験済みですが、担当者を曖昧にしてしまうと誰も更新しなくなります。そのため、SNSを本格的にやろう!と決心した場合は、必ず担当者を決めましょう。

あとは決まった担当者が定期的に更新をしていくだけですので、アカウントもきちんと運用できるようになります。
その代わり、SNS担当者になった人の業務量の調整はしっかり行ってあげてくださいね。

更新頻度を決める

最後に更新頻度を決めましょう。

発信内容がたくさんあるようであれば毎日投稿でもいいですが、普段の業務に追われてしまわないように、最低でも週1回の更新でもOKです。
要は『定期的に更新する』ことが大事なのです。

まとめ

本日のまとめ
  • 目的をしっかりと決める
  • ターゲットを決める
  • 担当者を決める
  • 更新頻度を決める

以上4点を意識するだけで、SNSがしっかりと生きてきます。

今の時代って、インターネットで情報収集する人よりも、SNSで情報収集する人が増えています。私もそうですが、かかりつけのクリニックのInstagramをフォローしていて、休診やワクチン接種のお知らせなどは、ホームページでチェックするのではなく、SNSで把握するようにしています。

なので患者さんの立場からしても、ずっと更新されていないアカウントよりも、しっかり定期的に更新されているアカウントを運用している医療機関に通いたいなと思うのが正直なところです。

今からでも十分間に合いますので、アカウントの運用・継続について改めて見直してみてください。

この記事を書いた人

wakaba himeno

精神科で10年勤めた精神保健福祉士。全国の精神科を中心とした医療機関のサポートをしたいと思い起業。ホームページ制作、WEBデザイン、SNS運用代行、LINE公式アカウント運用代行、オンラインケースワーク・カウンセリングなどのサービスを提供しています。